リーチ判定といっても、実はアニマとカラコでは違っていて、
アニマロッタではこの番号にHITしたあとの配当を参照しているのに対し、
カラコロッタではこの番号で得られる追加配当を参照している点に注目。
これは我の経験によって分かった。
今回のゲームでは、アニマロッタ方式では高配当が出た後、全部番号が激しい演出になって大変なのは想像に難くないので、カラコロッタ方式で行く。
参照するのは、この番号にはいることによってどれだけの追加WINが発生するのか、という点である。
これはかなり面倒な話で、91個の変数をあらかじめ格納する必要がある。
そしてその他、かなりのループ動作を必要とすることになり、おそらく最大の難関ではないかと思われる。
我もこれには91回×25回という2重ループを作って対応した。
そして左の画像は、リーチの番号に色がつくようにしたものである。
一応青は追加配当なし、緑は1倍程度、黄色は3倍程度、オレンジは5倍程度、赤は10倍程度
、紫は50倍程度、という具合につけた。
はたしてこの色づけは本当にあっているのか、検証したいと思う。
まず、追加配当なしの6と14をみよう。
6と14は、それぞれひとつしかない上、周囲がグレードアップするとはいえ7しか加算されない。
なぜなら青は1個扱い、緑は2個扱い、黄は3個扱いなので、6と14の周囲にあるのはそべて青、緑、黄のみ、すなわちグレードアップしても結局差は1である。よって白→青と同等の変化といえるのでともに78個。これは配当がさらにもらえる(つまり+2枚になる)80枚に達していない。よって青色であることは理にかなう。
では次に10番がオレンジ色となっているが、これは3倍から10倍未満の増加WINを意味する。
10は全部で9個も散らばっている。(なおこの場合の各番号の出現回数の期待値は91/25)なので、かなり多いほうである。
あ、ちなみにHITに順序は関係ないことは一応言っておこう。
つまり1→2→3と番号が来ても、3→2→1と来ても同じということ。番号は変化しないので。
2段目10→7個増加
3段目10→5個増加
4段目10→7個増加
5段目10→黄色ドロップのみ赤に変化すると5個分となるので1個余分に増える。よって8個増加
6段目10→4段目の10により右上マスが黄色になる。よって8個増加
7段目10→7個増加。6段目の影響なし
8段目左10→7個増加。7段目の影響なし
8段目右10→左によるグレードアップを受けても周囲に黄色がないので問題なし。7個増加
9段目→右に黄色があり、かつ5マスしか増えないのでトータルは6個増加
総計62個増加。現在71個なので、133個となる。71個の配当は15WIN、133個の配当は書いていないが75WINと定められている。よって追加WINは60WINとなる。BETが10なので、6倍。
確かに3倍から10倍の間にあることが分かる。
頭で考えると大変だが、これは全部我の考案したループプログラムによってかなり短くまとめられている。変数呼び出しを駆使しまくった結果である。
これによってリーチ演出が可能となった。
実際にゲームを展開するとき、どれくらいの確率でどれくらいWINがもらえるのか、ということに関して統計を取り、期待値がBETを下回るようにつくらなければ我々の赤字である。
そこで、一体このゲームを100000回くらい実行して、何%の確率で何個とれるのかをしりたいわけである。
ただこれはもうゲーム稼動前の最終確認にしてもいいので、今はスキップ。
さて次はいよいよ特殊ドロップの導入をする予定にたぶんなると思う。