2018年2月6日火曜日

RPGエディターと出会うまで

ここでは、RPGエディターに出会うまで一体どのような経緯があったのか、について考察する。

まず我は子供の頃は、とある時期にNewスーパーマリオブラザーズDSを買って以来、マリオというものにはまりだして、それは今も続いている。もうこの時点で年齢がばれるという罠。
それからというもの、ひたすら紙に自分の作ったコースを書き綴り、頭の中で勝手にその世界を再現しては喜んでいたという非常に想像ばかりしていた昔。実をいうと今もあまり変わらない。
しかし、それはあくまでも自分の頭の中にしか存在しなかった。

だが我はのちにyoutubeとかいうものを知り、そこでVIPマリオというものに出会う。
当時のyoutubeで初めて見た動画はたぶん「クリボーの逆襲」だったかな…。
これをみて、スーパーマリオワールドなど改造ができるんか…いいなぁという感じで、あこがれていた。しかしまだ小学生だった我は、エミューレーターだのROMだのの言葉が全然理解できなかった。
しかし2011年、世界はおおきく変わる。
スーパーマリオフラッシュというゲームがあり、これでなんと気軽に自分のコースが作れる!という事態に我はよろこんだ。そしてこれに没頭した。
だが次第に、その他にもなんかゲームを作れるツールがあるのではないか?ということで、RPGエディターというものを見つけたのだった。

当時はまだそれをダウンロードしても使いこなせず、作るRPGも今思えばおそまつなものばかり。
最初期はレイヤーの意味すら分からなかった。ほどなくして理解したが。
変数という概念もまったく知らなかったので、倒したボスなどは座標移動で端っこに移動させていた。

しかし、徐々に変数がなんなのか、というのをいつの間にか知っていくことになり、これと触れ合いつつRPGを制作しているうちに、確実にそのクオリティは上昇。とりあえず人にさせられるくらいのクオリティになった。以前はほぼ全部コモンイベント集からイベントを拝借していたが、もういまやほぼ全部自作。手間がかかるものはDLするが。

このRPGに携わった期間は実に7年。この間に我は莫大な能力をつけたといっても過言ではない。
今はこのRPGエディターを用いて、一大メダルゲーム制作プロジェクトでも作ろうかと考えている(あくまでも考えているだけ。完成させるとはいってない)。

いつのまにプログラミング能力を身につけたのかは知らんが、今となっては講義の実験数学すら余裕の雰囲気でレポートを提出するといった具合になっている。過去にアニマロッタのハッピーフラワーやJPチャンス、ツナガロッタのワンダーチャンスなどを演出つきで作ったこともある。

プログラムは意図しないバグとの闘いで、自分が予期したものとは違う挙動をしめすことが多い。
その都度どこがいけないのか、デバッグ文等を参考にして考える。
今回のドロップのゲームでも、何度も不具合が発生した。中には大量にプログラムを書き換えねばならんものもあった。しかしプログラムのなにが楽しいかというと、これらすべては自分の命令(実際には違うが)によって動いていて、設定も何もかも知っている自分がやり放題、という点、そしてなにより完成していく様子が良い。
今回のゲームも初めは、六角形を配置する場所を決めて、次にドロップの大きさを1辺何ピクセルにするか、ドロップの透過処理、座標をはかる、平方根などの計算…など、実はいろいろなところに大変な作業が隠れており、そしてこのプログラムは数学なしにはできない。

すでに平方根が出ている段階でそれは明らかで、数学における場合わけ、というのが重要になってくる。プログラムでは本当にIf文とFor文を多用する。(ウディタではそれぞれ条件とループに対応)よってIf文には場合わけが入ってきて、数学と直結する部分が多い。なにしろ数字をあつかうので。(実際、当の数学は2年次に入ると線形代数、幾何学は記号だらけになったが。特に幾何学のチコノフの定理、フィルターの理論などをはじめとするよく分からん定理は基本的に記号だらけになる傾向があるのではないかと。我々の世界では連結、というと部分集合が開かつ閉ならそれは空集合か全体、とかf:X->Yが連続、というとYの部分集合が開ならこれの逆像も開、とかいうことをイメージする。)

我は今年度、mathematicaという数学処理ソフトのプログラミングの講義をとったが、
目的とする操作をPCにさせるコマンドさえ覚えれば、あとはこっちのものである。
7年間何気なく遊んできたRPGによって培われた能力はそうしょぼくはなかった。

英語のプレゼンなどでは我がみずからこの能力を生かしている。
たとえばメダルゲームのプログラムを組んだり、ビンゴの確率を統計的に求めてみたり、など。

しかしこれはただの趣味なのだった…。

だがしかしRPGエディターは我になかなかいい能力を提供してくれた。
さて眠いのでねよ

新しいアニマ系ゲームの作成に伴うブログ移転

https://zisakukarako.blogspot.com/ というブログで、今度は自作カラコロッタをつくってみようということにした。 今度は自作アニマロッタ風ゲームでの反省を生かす予定。 どこまで続くかは不明。 さらに、自作アニマロッタまで作ろうと試みている...